超ざっくり英文法講座第8回目は“過去完了進行形”になります!
いよいよ”過去完了形”を”進行させちゃおう!”という回なのですが、これもいままでのイメージを持っていればすんなり入ってくると思います!
“過去完了形”の基本的な形は、
時制の組み合せ=イメージの組み合せですので、ぜひイメージを持ったうえで、この”過去完了進行形”を学んでいきましょう!
あれ、”過去完了形”とか”進行形”ってなんだっけ・・・?という方は一度前の講座を振り返ってみましょう!
過去完了進行形の覚え方:”過去のある時点”に続いていたこと
まず”過去完了進行形”の覚え方ですが、”過去のある時点に続いていたこと”という覚え方になります。
これはシンプルに“過去完了形”の”過去が作る過去の状態”+“現在進行形”の”躍動感”を合わせたものになります。
過去完了進行形は、ネイティブの感覚で言うと、過去のある時点より前に始まって、“その時点でまだ続いている”、または“その時点で終わったばかりの長期にわたる行動や状況”を表します。
この時制は”どれくらいの期間”や”その行動がどれだけ続いていたか”に焦点を当てる時によく使われます。つまり、“行動の継続性や長さ”を強調しているので、“躍動感”というイメージが合うと思います!
いつも通り文章にするとややこしい、というかやる気がなくなってしまうので、さっそく例文とそのイメージを見ていきましょう!
過去完了進行形の例文
以上例文です!皆さんイメージできましたでしょうか?
“過去完了進行形”については割りとシンプルにイメージできたのではないでしょうか?
それでは早速例文とそのイメージを見て、より理解を深めていきましょう!
- By the time she called me, I had been waiting for three hours.(彼女が電話してきた時、私は3時間待っていた。)
ここでは”I had been waiting”という部分が”過去完了進行形”なのですが、これは”過去完了した事”=”3時間待っていた”に”躍動感”を持たせているので、“めっちゃ待った!”ということを強調したいんですね。
3時間も待てばそりゃそうでしょ!と思われるかもしれませんが、英語ではこの”進行形”を使うことでより”躍動感”を持たせて強調しているため、この例文は”彼女が電話してきたときめっちゃ疲れてた(めっちゃ待った)”ということを伝えるための”過去完了進行形”になります。
こちらの例文では”had been working at that company for ten years” ということを強調しているので、”10年間働ききった!”ということを話し手は強調したかった、ということになります。
ですので、”I had worked for 10 years”と比べて、より“継続的”に仕事をしていた、ということを強調したいため”過去完了進行形”を用いている、ということになります。
またこの例文のイメージは、必ずしもネガティブなわけではありません。
確かに、会社が閉鎖するという事実はネガティブな出来事ですが、彼が10年間も働いてきた会社の閉鎖は、彼にとって大きな変化を意味し、彼が10年間もその会社で働き続けたことは、彼の忠誠心、専門性、そしてその職場での経験の豊かさを示しているため、新しいキャリアパスを探求する機会、新たなスキルを学び、成長する機会が生まれるかもしれないということもあります。
ここは言い手のテンションや、文章であれば前後の文章で意味が変わってきますが、“10年もずっと働いていたんだ!”ということを強調したいんだな、という感覚が掴めればOKです!
They were exhausted because they had been hiking all day.(彼らは一日中ハイキングをしていたため、疲れ果てていた。)
まとめ
今回の“過去完了進行形”編はいかがでしたでしょうか?
“過去完了形”をマスターしていれば、より”過去完了進行形”についても理解できると思います!
またこの”進行形”のイメージはこれから”未来進行形”など勉強していくために必要なイメージなので、ぜひ押さえておきましょう!
“進行形”の躍動感が頭でイメージできるとより英文法が楽しくなりますので、ぜひ意識して英語を勉強していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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