【超ざっくり英文法講座③】「未来形」をイメージで学びなおす!初心者向け簡単文法ガイド|暗記不要で楽しく理解!

超ざっくり英文法講座③未来形のアイキャッチ画像 英文法

超ざっくり英文法講座第3回目は“未来形”についての解説になります!

“未来形”の未来を表現する文法としてよく使われるのが、

“will”

“be going to”

になると思いますが、皆さんこの2つを同じ”未来を表現するときに使うもの”だけで覚えていないでしょうか?

実はこの2つはどちらも”未来”を表すときに使用するのですが、それぞれ違いがあります。

また他にも”現在進行形”を用いて”未来”を表現することも可能ですので、それぞれ解説していきます!

未来形:willの覚え方=ひらめき・意志

Will = ひらめき・意志

未来形willの覚え方ですが、”ひらめき”or”意志”になります。

“will”はその場での決断や、予測、一般的な未来の事実を話す時に使われ、計画よりも、もっとその“瞬間の意志”“未来に対する予想”に焦点を当てるような感覚で使用されます。

Willのイメージ

いまの段階ではもしかしたらイメージが掴めないかもしれませんが、この後出てくる”be going to”の説明と比較してぜひ覚えましょう!

早速例文を見ていきます。

  • I will go to the store later.(後で店に行くつもりです。)
  • She will travel to France next year.(彼女は来年フランスに旅行する予定です。)
  • They will have a party next weekend.(彼らは来週末にパーティーを開く予定です。)

この例文だと、

あれ?これは瞬間的にひらめいた未来の話なの?

となったかと思います。

この”お店に行く”であったり、”旅行に行く”、”パーティーを開く”というのは、未来に対する意図や計画を示していますが、これらの決定が“どれほど固定されているかどうか”、または“どの程度の準備がされているか明確ではない”というようなニュアンスになります。

ですので、状況を少し例文について補足していきます。

willの例文の補足

“I will go to the store later.”(後で店に行くつもりです。)

この文は、話し手が“その瞬間に店へ行くことを決めた”ことを示しています。計画はある程度柔軟であり、確実性よりも“意志や可能性”を表しています。

“She will travel to France next year.”(彼女は来年フランスに旅行する予定です。)

ここでは、将来的な旅行計画について話していますが、この予定は“話し手の確信や意図”に基づいています。”具体的な準備の詳細”は言及されておらず、計画の固定性よりも旅行に行くんだ!という“意志の表明”としてwillが使われています。

“They will have a party next weekend.”(彼らは来週末にパーティーを開く予定です。)

この例では、パーティーの開催が意図されていますが、再び、willの使用はその計画が“比較的最近に決定された”か、あるいは“まだ変更可能であること”を示唆しています。

というように、”will”は”ひらめき”や”意志”に焦点を当てて相手に伝える、という”未来形”の手法になります。

ですので、”計画がされているかどうか”、ということよりも、より“行きたい!”という感覚、として覚えてもらえると良いと思います!

未来形:be going to の覚え方=レールで運ばれている

be going to = レール

一方、”be going to”の覚え方は“レールで運ばれている”という感覚になります。

“be going to”は、すでに”計画されている未来の行動”や、”確実性の高い未来の出来事”を表すため、“すでに決まっていることでそこに向かってするつもりでいる”という未来の感覚を表現するのにピッタリの表現方法になります。

ですので、”be going to”は“もう確定している、準備している未来への意図”を強調することになります。

この後”現在進行形の未来形”について解説しますので、その際に違いを理解するためにあえてこのような言い方をしています。

こちらも例文を見ていきましょう!

  • “I am going to study abroad next semester.”(来学期に留学する予定です。)
  • “He is going to buy a new car.”(彼は新しい車を買う予定です。)
  • “We are going to repaint our house.”(私たちは家を塗り直す予定です。)

こちらもパッと例文を見ると”will”と何が違うの?となりますよね。

先ほどもお伝えしたとおり、”be going to”は“すでに決まっていることでそこに向かってするつもりでいる”という感覚になりますので、また例文の詳細を解説していきます!

be going to の例文の補足

“I am going to study abroad next semester.”(来学期に留学する予定です。)

この文は、話し手が留学の準備をしていることを示しています。おそらく、プログラムを選んで申し込みを済ませ、必要な手続きを進めている状況です。この計画には、“時間をかけて考え、決めた未来の行動”が反映されています。

“He is going to buy a new car.”(彼は新しい車を買う予定です。)

この例文では、話し手が近い将来、新しい車を購入する計画を立てていることが示されています。彼はおそらく、“どの車を買うか決めており、購入に向けて貯金をしている”かもしれません。ここでも、明確な計画と将来への意図が「be going to」を通じて表現されています。

“We are going to repaint our house.”(私たちは家を塗り直す予定です。)

この文は、家の外観を更新するための計画があることを示しています。“色を選んだり、塗装業者に連絡を取ったりする”など、計画の進行具合を想像できます。このような準備と計画が、「be going to」で未来の行動として伝えられています。
というように、”be going to”は”will”とは違い、より具体例に計画が進んでいたり、行動をすでに起こしている、ということがわかりますね!
もし”be going to”の用法が使われている場合は、何か裏側の計画の背景などがあるんだ、ということを考えてみるとより分かりやすいかもしれません!
ただし、ここでの”be going to”はあくまで”~するつもり”としての行動がより“具体的”である、ということになります。
また、この”be going to”が未来形であるように、”現在進行形”も未来を伝えるニュアンスを持つ場合がありますので、そちらについても解説していきます!
この”be going to”と”現在進行形”の未来形である”be + V-ing” の違いはかなり微妙なニュアンスになりますので、ぜひ覚えておきましょう。

現在進行形=躍動感

現在進行形の未来形=躍動感のイメージ

“現在進行形”については別途の講座でも解説しますが、”現在進行形”のイメージは“躍動感”、もしくは“まさにいま動いている”という感覚になります。
この”躍動感”という感覚は“来たる未来に向けて動いている”という感覚になりますので、”直近の未来”や”日程が決まっていて、その計画が他の人々とも共有されているような場合”によく使用されます。
まずは例文を見ていきましょう!
  • I am meeting my team at 3 PM tomorrow.(明日の午後3時にチームと会います。)
  • We are visiting the museum this Saturday.(私たちはこの土曜日に博物館を訪れます。)
  • She is seeing her doctor next Friday.(彼女は次の金曜日に医者に診てもらいます。)
というように何か”スケジュールが組まれている”、”予定が確定している”というときに
この”現在進行形”の”未来形”が使用されています!
あれ、、”be going to”も同じじゃない?
と思った方もいると思いますので、簡単に違いをまとめます。

未来形の”be going to”と”be + V-ing”の違い

「be going to」の使用

例: “I am going to buy a new car next year.”(来年、新しい車を買うつもりです。)

計画や意図:”be going to”は、“未来の計画や意図、または確実性のある予測”を伝えるのに使用されます。これは、すでに“心の中で決めたことや、“起こることが非常に確実”であると思われる出来事について話す時に適しています。

 

「be + Ving」の使用(現在進行形での未来)

例: “I am meeting my friend for lunch tomorrow.”(明日、友達とランチの約束があります。)

具体的な予定や約束:”be + Ving”は、もっと“具体的な予定や日時”が決まっている未来の行動やイベントに対して使われます。これは、特に人との約束や会合など、特定の日時に起こる予定された活動に関して用いられます。

違いの核心

核心的には、「be going to」は“未来の計画や意図”を一般的に表すのに対し、「be + Ving」はもう確定している、より“具体的な予定や約束”に焦点を当てます。したがって、両者は似ているようでいて、使い分けることで会話や文の意図をより明確に伝えることが可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

“未来形”一つとってもかなりのニュアンスの違いがあり、こんがらがって来てしまっているかもしれません。

むしろ僕も記事を書いていてこんがらがったので、最後に簡単にまとめます!

未来形のまとめ

このようにまとめるとより簡潔になったかな、と思います!

ぜひ皆さんも”未来形”のニュアンスを意識しながら、楽しく英語に触れていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

イングリッシュゲリラ

Youtubeで英語版ゲームを実況プレイしながら英語を勉強しようというチャンネルやってます。外資系企業に勤務し、仕事の4割ほどは英語ですが、自分自身すごく英語ができる、というわけではないですが、そういった立場から"英語をざっくり理解しよう!"というコンセプトで情報発信できればと思ってます。

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